
忠清南道瑞山市大山邑望日山路831-134
創建 年 · 고려
조계종
望日山望日寺は、西山が西海の海岸に位置する干潟の村であることを気づかせてくれる寺院である。それほどまでに望日寺は、西の海岸にぽつんと位置する閑静な寺院であるにもかかわらず、西海で太陽を眺めることができ、また別の視覚的な楽しみを与えてくれる。気候も肌寒い12月の真冬の日の入り時に訪れた望日寺は、西海にゆっくりと沈みゆく夕日をたっぷりと浴び、まるで仏様の御身のように金色にきらきらと輝き、西を向いているため、冬の寒さが骨の髄まで凍みるように感じさせ、しきりに手を擦りながら仏様がおられる寺院を眺めることになる。大雄殿をはじめとする寺院の建物は、西海の気運をたっぷりと受けるために西を向いて建っており、そこに施された丹青の色は、本来の色ではなく夕焼けの色を帯びた独特の色へと変わり、無限なる仏様の功力を感じさせる。その代わり、朝の望日寺は西向きの寺院であるためか、日が昇るのが遅く、そのため涼やかな青い光と強い寒さを感じさせる。 寺の長い歴史を物語るかのように、境内前庭には樹齢700年の古木が立っている。寺の歴史を無言で代弁するその木は、厳しい西海の全てを長い歳月見守りながら、望日寺を望日寺たらしめている。人は去っても木は残り、この地の人々の信仰と愛を今もなお受け続けているのである。とりわけ、これらの木々は、大雄殿の前に立つねじれ、まるで龍がとぐろを巻くような古い古木を通して、寺院が経てきた長い歳月における栄枯盛衰の物語を伝え聞かせてくれる。望日寺から西海の太陽を眺めたいのであれば、大雄殿の庭前にある木にもたれかかって立つか、あるいはこの寺院で比較的長い歴史を持つ望老亭に上って見下ろすことをお勧めする。そうすれば、嘘のように西海がそのまま目の前に広がってくるのを感じられるだろう。心にゆとりを持って、もう少し長く寺院に滞在し、日が沈むまで待てば、赤い夕焼けの光が西海を染め上げていく様も十分に鑑賞できる寺院、西の海岸で太陽を望む山から太陽を眺めることができる寺院、それが望日山望日寺なのである。