
江原特別自治道旌善郡古汗邑に位置する浄岩寺は、三国時代に慈蔵律師によって創建された古刹である。咸白山へ向かう道中で出会うことができる。一柱門をくぐると、築台の上にしっかりと立つ育化精舎と牧牛堂、梵鐘楼が順に現れる。そして、渓流魚が生息する狭い水路の上に架けられた極楽橋を渡ると、寂滅宮と水瑪瑙塔が位置している。これは、柳弘濬作家が著書『私の文化遺産踏査記』の中で絶賛した空間配置である。特に、寂滅宮と、その裏手の山腹に高くそびえる水瑪瑙塔を目の当たりにすると、その言葉を実感することができるだろう。浄岩寺の寂滅宮は、韓国の五大寂滅宝宮の一つである。慈蔵律師が水瑪瑙塔に仏陀の真身舎利を祀った後、これを参拝するために建立した。そのため、法堂の中には仏像がない。寂滅宮とともに水瑪瑙塔が特別な価値を持つのはそのためである。水瑪瑙塔は国宝であり、旌善を代表する仏教文化財である。約10分ほど山道を登ると見ることができる。短い修行の区間である。約9mの高さの模磚石塔であり、規模は大きくないが、均整の取れた姿が優れている。磚塔特有の整然とした美しさを誇っている。水瑪瑙塔の前からは、足元に浄岩寺の境内が見下ろせる。しばし修行するかのように心を落ち着かせて滞在してみると、山中に暖かく抱かれた寺院の風景が心に安らぎを贈ってくれるだろう。